きみに読む物語

【ストーリー】
ある療養私設で、初老の婦人のもとに、物語を話して聞かせに来る男性がいました。
話して聞かせる物語は、若い男女の恋の話。
その物語の主人公は、恋に落ちたノアとアリー。17歳の夏です。熱い恋に落ちた二人でしたが、身分の違いから、ひと夏の恋として別れることになります。
お互いを思いながら、二人は別々の道を歩みますが、やがて再会し・・・


泣ける恋愛映画が見たい!と思って見た映画です。
号泣、とまでは行かなかったのですが、心の底から湧き出る想いにグッとくるものがあり、泣ける映画ではありました。
一人の人をあそこまで深く愛せるというのは、本当に幸せなんだろうなぁ。


ちょっと話はそれますが、以前の私の友人を思い出しました。
友人はある男性と付き合っていたのですが、その男性にはもう一人付き合っている女性がいました。その女性(仮にAさん)と友人は知り合いでした。
友人は、男性とAさんの関係を知っていながら、いつも「Aさんのことは好きだ」と言っていたんですね。
それは嘘ではないのでしょうが、だからと言ってAさんと友達付き合いを続ける友人が信じられませんでした。私からみると、八方美人みたいな印象。
私だったら、大事な、失いたくない人がその男性ならば、Aさんとは絶対に付き合いません。
それが、「本当に自分にとって大切なものは何かを考え、そしてどう接するか」ということだと思うから。
だから、映画のネタバレになりますが、子供達が「パパ、帰って来て」と言ったとき、「ママは私が最も愛した人だから、そばにいたい」と言ったことに妙に感動したのです。


うん、いい映画でしたよ!