浜田麻里『sur lie』感想

sur lie

sur lie

まだまだ聴きこんだとは言えないのですが、一通り曲も覚えての感想です。


超個人的な意見ですが、このニューアルバム、ここ数枚のアルバムの中でダントツにいいです!!
ここ最近の3枚のオリジナルアルバム『elan』『Sense of Self』『marigold』も好きではありますが、今回みたいに捨て曲ナシ!って感じではない。今回の『sur lie』と勝負できるアルバムは、その前の『Blanche』まで遡る。
で、今回の『sur lie』、発売日に“懐かしい感じがする”と書きましたが、やっぱりそんな感じ。
言い方を変えると“昭和的”“ウェットな”とも言えるかな。


私は1曲目から5曲目までの前半が特に好きです。この5曲は甲乙つけがたい。
後半も好きなんだけど、7曲目の「Never Be The Same」と8曲目の「Expectations」は、このアルバムの中で言えば好きではない方かな。
9曲目の「Love Creatures」はテンポの速いハードめの曲。なんだかギターの刻みが聖飢魔IIを思い出させました。
全体通して、もちろん麻里さんの素晴らしいヴォーカルも堪能できます。


まあ、麻里さんはもう何枚もアルバムを出していて、20年以上活動されているので、正直言うと新譜の曲の中にも“あ、アレに似てる”っていう曲がないわけじゃありません。
けれど、そんなことはどうでもいいのです。変わらず素晴らしい楽曲を制作し、その素晴らしいヴォーカルが健在ならば。
私はニューアルバム『sur lie』を大いにお薦めします!!


elan

elan

Sense Of Self

Sense Of Self

Marigold

Marigold

Blanche

Blanche